塩対応の大塩さん2【あらまあ】

塩対応の大塩さん2【あらまあ】の感想

「塩対応の大塩さん2」を読んで、再びこの作品の魅力に引き込まれました。前作からの続きで、看病を経て付き合い始めた大塩さんと加藤の恋愛模様がさらに深まっており、彼らの関係性に心が温まります。体育祭を舞台にした二人三脚の練習を通じて、加藤の運動苦手な一面が描かれつつも、大塩さんの「一緒に思い出を作りたい」という言葉に加藤が心を動かされるシーンは、思わずニヤリとしてしまいました。 特に印象に残ったのは、保健室での二人のやり取りです。緊張感が和らいだ瞬間に訪れる甘い時間の描写がとてもリアルで、登場人物たちの感情が伝わってきます。イチャイチャする様子は、何とも言えない幸福感があり、恋人同士の微妙な距離感が巧みに表現されています。ページをめくる手が止まらなくなる魅力があります。 また、イラストも素晴らしく、キャラクターの表情や動きが生き生きとしていて、ストーリーに深みを与えています。特に大塩さんの表情の変化が絶妙で、彼女の魅力に引き込まれてしまいます。全56ページを通じて、彼らのラブラブな姿が描かれ、ページをめくるたびに心が躍ります。 この作品は、前作を読んでいなくても楽しめる内容ですが、前作を知っているとさらに感情移入できると思います。今後の展開が気になる終わり方で、次の巻も待ち遠しい限りです。恋愛漫画を楽しむ方には、ぜひおすすめしたい作品です。